いっそ虫ならよかったか

テレビで、ひきこもりを支援する
スペシャリストな男性の特集を
観ました。
言ったセリフが、よかったです。

「ひきこもりって
さなぎのまま社会に出ちゃったような
もんだよね」

言い方は悪いけど、と前置きしてたけど
なんとも的確な例えです。
私もずっと同じようなことを思っていました。

ちなみに
蝶にたとえて話すと
全てのイモムシが、サナギになれるわけでは
ありません。
ドン臭いイモムシは、鳥に食べられます。

なんとかサナギになっても
羽化できずにご臨終する場合もあります。
サナギを食べる虫などがいるそうです。

羽化した直後は体が柔らかいので
ウカウカしてると、これまた何かに狙われます。
早く飛び立たないとなりません。

最近知ったのは
羽化に失敗するパターン。
これはなかなか悲惨です。
羽がシオシオのまま、なんてのはまだマシで
なんと、体は蝶で頭だけイモムシのまま…

心にヒョォーっと、風が吹きました…


植物だってそうです。
百姓貴族という漫画にも出てくるけど
農家は
スーパーにはまず並ばないような形の
野菜や果物の方を、たくさん作っています。

そんな当たり前のことも知らずに
オーガニックの~、とか言ってる人
ホント嫌いです。
土も触ったことないくせに。
今食ってる野菜がどんな花咲かせるのかも
知らないくせに。

ペットだってそうです。
常に可愛い外見のばっかりが
生まれてるわけじゃないんですよね。


話がそれました。
虫、植物、野生動物なら
キレイな言い方をすると「淘汰」されちゃいます。

でも、人間はそうはいかない。
いや、そうはさせない時代になってしまいました。
老人が増えすぎているのも同様です。
人間だけが、自然とかけ離れていっています。
特殊な時代を、挑戦的に生きています。

ひきこもりは
その不自然さと深刻さを
教えてくれてる存在なのかもしれません。

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