正解は本人にしか分からない老人の世界

以前、こんな話を書きましたが
このおばあちゃんは、一人暮らしでした。

まだお元気な頃に、母がこの人と話した時
「ココには一人で越してきた」と
言っていました。

しかし、亡くなってから
母が他の住人と、このおばあちゃんの話を
していたら
「違うわよ~
あの人はご夫婦で入ってきて
ご主人に先立たれたのよ」
と、言われたとのこと。

…まあもう、90過ぎてたしねえ。

この話を聞いてから
一週間後、くらいかな。

母と話しているうちに
上記のなくなったおばあちゃんの話になり
私は再び聞きました。
「一人で入ってきたって言ってたけど
本当は夫婦で入ってきたんでしょ?」
母の答えは
「あら?そうだっけ?
そんな話したっけ、分からないわー」

( ゚д゚)

…忘れるのが早すぎないか(ー ー;)
てか、誰の話が真実なんだ…?
と、少々震えました。


母方の祖母も、最期の方は
モノ盗られ妄想がひどく
ホーム(別の所)でも
面倒な人扱いされていたらしい。

実は、祖母が子供の頃
曽祖母が自宅で商売をやっていて
自宅が開放的?だったせいか
本当に、色々盗まれていたそうです。
履物とかね。

祖父母や両親の故郷は
今はただの過疎地なんだけど
半世紀以上も昔は極貧集落で
手癖の悪い人が多かったらしく
この手の話は山ほど聞きました。

祖母が入ったホームは
あまり評判も良くなかった上に
いろんな悪い要素が絡んで
祖母の中で、よりによってその
嫌な思いをした子供時代が
蘇ってしまっていたようです。

ま、ばーちゃんは
なかなか歪んだ性格してたからなーw

年寄りが子供に戻っていく感じは
両親を見ていても、すでに感じています。
私には母性が欠落しているので
別にかわいくはないけど。

私も若い頃は
自分らしさって何?ワカラナイー
なんて思ったりもしたけど
50も過ぎると
自分らしさなんて、もう
勝手に出てきちゃうよね。

虚構の世界に生きる年寄りたちが
その時その瞬間だけ成り立つような
会話で満足するのは
合ってるようなズレてるような会話で
喜んでる幼児と同じで
自分の「今」が全てで
それぞれの「真実」なんですよね。

この方もしんみりしてたけど
私も両親とまともに会話ができる時間は
もうそんなに長くないのかもしれません。

…ま、そうなっても
私は特に困らないけどね。
父はすでに面倒臭いしw

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