主役より端役へ感情移入してしまう

映画や本などで、たまに
主役でも脇役でもなく
ほぼエキストラ扱いの人達に
意識が向いてしまう事があります。

最近では、LIONという映画を見たんだけど
主人公が養子になる事が決まり
孤児院らしき所から出ていくシーンで
他の子達の、羨ましそうな顔が
印象に残りすぎて
その後の話はあまり頭に入りませんでした。

それでも夜は明ける」という映画も
そうでした。
全くの不運から奴隷にされてしまった主人公が
12年後、ついに迎えの人が来てくれて
ついに農場から去るシーン。
他の奴隷達の、羨望や悲しみの眼差しが
強烈でした。

さゆり」という本でもありました。
映画では出てこない、さゆりの姉の事です。
もう20年くらい前に読んだので
あまり覚えてないけど、たしか
この貧乏姉妹が売られるところから話は始まります。
器量の良さでさゆりは芸者になったけど
後に、姉を探し出して会いに行ったら
姉はいつのまにか場末の娼婦になり
性病をうつされ、死を待つような状態でした。

私の意識は姉に引っ張られてしまい
その後、さゆりがどうしたこうしたと
話が進んでも
姉はいつ死んじゃったのかな、
やっぱり死んじゃったのかな、
と、ずっと気にしてしまいました。

以前犬夜叉
神楽が好き、と書いた理由も
同じかもしれません。


LIONの子も、さゆり姉妹も
子供だったし
周りに翻弄されるしかありませんでした。
奴隷の人も、自分だけでは
どうにもできませんでした。

そういう時代、そんな人生だった人は
大勢いたのでしょう。
私も、前世とかでそんな目に
あったのかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました